飛鳥未来高校 横浜キャンパスで大学進学は可能?受験を見据えた学び方を紹介

飛鳥未来高校 横浜キャンパスとはどんな学校?

飛鳥未来高校 横浜キャンパスは、神奈川県横浜市神奈川区にある通信制高校のキャンパスです。名前を聞いたことはあっても、どんな学校なのかまで知っている中学生や保護者の方は多くありません。まずは学校の基本情報を整理して、全体像をつかんでいきましょう。通いやすさや運営母体など、選ぶ前に知っておきたい点をまとめました。

運営母体と学校の位置づけ

飛鳥未来高等学校は、学校法人三幸学園が運営する単位制・通信制の高校です。本校は奈良県にあり、全国の主要都市にキャンパスが置かれています。横浜キャンパスはそのひとつで、東京都、神奈川県、静岡県、山梨県に住む生徒が入学の対象とされています。

通信制と聞くと「自宅で一人で勉強する学校」というイメージを持つ方もいます。ただ、横浜キャンパスは通学しながら学べるスタイルが中心です。レポートの提出、スクーリング、テストで単位を修得し、高校卒業資格を目指します。決められた単位を積み重ねる点は全日制と同じ考え方です。

三幸学園は専門学校も数多く運営しています。そのため飛鳥未来高校では、系列の専門学校の施設や授業にふれられる機会があると紹介されています。将来の選択肢を早めに広げたい中学生にとって、注目したい特徴です。ただし内容はキャンパスごとに異なるため、最新の情報は学校へ直接確認してください。

所在地とアクセス

横浜キャンパスの所在地は、神奈川県横浜市神奈川区富家町6-7です。東神奈川駅から徒歩約5分、京急東神奈川駅からは徒歩約7分とされています。JR京浜東北線、横浜線、京急線が使える場所なので、横浜市内はもちろん、川崎市や東京都南部からも通いやすい立地です。

通信制高校を選ぶとき、私は通学のしやすさを必ず確認するよう伝えています。週に何日通うかで、毎日の負担が大きく変わるからです。駅から近い学校は、朝が苦手な生徒や、長い移動に不安がある生徒にとって続けやすい環境になります。基本情報を表にまとめました。

項目内容
学校名飛鳥未来高等学校 横浜キャンパス
運営学校法人三幸学園
所在地神奈川県横浜市神奈川区富家町6-7
最寄り駅東神奈川駅から徒歩約5分
電話番号045-439-0231
入学対象東京都・神奈川県・静岡県・山梨県に在住の方

表の内容は公開されている情報をもとにしています。移転や変更の可能性もあるため、見学前に公式サイトで確かめておくと安心です。

横浜関内キャンパスとの違い

検索すると「横浜関内キャンパス」も表示されます。こちらは横浜市中区長者町にある別のキャンパスで、関内駅から徒歩約7分、伊勢佐木長者町駅からは徒歩1分の場所です。同じ飛鳥未来高校でも、キャンパスごとに住所や電話番号が違い、開講されるコースも異なる場合があります。

見学や資料請求の連絡をするときは、どちらのキャンパスなのかをはっきり伝えることが大切です。神奈川区の横浜キャンパスは東神奈川駅が最寄り、中区の横浜関内キャンパスは関内駅や伊勢佐木長者町駅が最寄りです。自宅からの距離や使う路線を比べて、通いやすいほうを選んでみてください。

両方のキャンパスを見学して比べる家庭も少なくありません。雰囲気や先生との相性は、実際に足を運ぶと分かることが多いからです。通学時間の目安を先に調べておくと、見学の計画も立てやすくなります。

飛鳥未来高校関内キャンパス完全ガイド|不登校から高校卒業を目指す方へ

通学スタイルとコースの選び方

通信制高校の魅力は、自分に合ったペースで学べることです。飛鳥未来高校 横浜キャンパスでも、通う日数やコースを選ぶことができます。ここでは通学スタイル、学習コース、プラスアルファの学びという3つの視点から、選ぶときのポイントを紹介します。受験を考えている方も、この章で全体像を押さえておきましょう。

週1日から週5日まで選べる通学スタイル

飛鳥未来高校では、週1日から週5日まで多彩な通学スタイルから選べます。自分のペースで通う「ベーシックスタイル」「スタンダードスタイル」と、仲間と過ごす時間を大切にする「3DAYスタイル」「5DAYスタイル」が用意されています。入学後に生活リズムが変わっても、通学スタイルの変更が可能とされています。

  • ベーシック・スタンダード 自分のペースで通いたい人向け
  • 3DAY・5DAY 友達と過ごす時間や学校行事を楽しみたい人向け
  • 服装は自由(希望すれば制服の購入も可能)

箇条書きの内容を補足します。受験生が気にするのは、通学日数と勉強時間のバランスです。通う日が多いほど生活リズムは整いますが、自習や塾に使える時間は減ります。反対に通学日が少ないと、時間は取れても自己管理が必要になります。

私は「まず週に何日なら無理なく通えるか」から決めるようアドバイスしています。目標が大学受験なら、平日の学習時間をどこで確保するかまで考えて選ぶと失敗しにくくなります。

進学コースと補習コース

横浜キャンパスでは、通常の授業に加えて選べるコースとして進学コースと補習コースが紹介されています。名前のとおり、進学コースは大学や専門学校への進学を意識した学びに、補習コースは学び直しに向いたコースです。開講の内容や時間割は年度で変わる可能性があるため、詳しくは学校に確認してください。

補習コースを考える場合、中学内容のつまずきを整理しておくと役立ちます。数学なら正負の数、文字式、一次方程式、英語ならbe動詞と一般動詞の使い分けが定番の確認ポイントです。ここが曖昧なままだと、高校の数学Ⅰの二次関数や、英語の文法でつまずきやすくなります。

進学コースを選ぶ場合は、志望する進路を先に決めておくとコース選びが楽になります。大学なのか、専門学校なのかで、必要になる科目や対策の時期が変わるためです。迷っているときは、見学の際に先生へ率直に相談してみてください。

美容系ライセンスコース

飛鳥未来高校には、メイクライセンスコースやネイルライセンスコース、美容師免許取得コースといった、将来の仕事につながるコースも紹介されています。横浜キャンパスの情報サイトでは、メイクとネイルが期間1年のコースとして掲載されていました。ただしコースの開講はキャンパスによって異なるため、必ず事前に確認しましょう。

これらのコースは、高校の勉強と並行して専門的な技術にふれられる点が強みです。系列の専門学校と連携した学びがあることも、三幸学園ならではの特徴といえます。将来、美容の仕事に就きたい生徒にとっては、早いうちに現場の空気を知る機会になります。

受験生の立場で考えると、進学コースとの両立が気になるところです。コースを増やすほど、時間も費用も必要になります。「やりたいこと」と「受験勉強にかけたい時間」を紙に書き出して、優先順位をつけてから選ぶと納得しやすくなります。

大学受験を目指す場合の学び方

通信制高校から大学へ進む生徒は、実際にたくさんいます。大切なのは、高校の単位修得と受験勉強を別々に考えず、うまく重ねていくことです。この章では、日々の学び方、入試方式の考え方、塾や予備校との付き合い方を、塾講師の目線でお伝えします。

単位修得と受験勉強を両立する

通信制高校では、レポート、スクーリング、テストで単位を修得します。この学習内容は、大学受験の範囲とかなり重なっています。たとえば数学Ⅰの二次関数、英語コミュニケーションの関係代名詞や時制、国語の現代文の読解は、レポートでも入試でも問われる中心単元です。

レポートを「提出するための作業」で終わらせず、入試で使える知識に変える意識が大切です。提出後に間違えた問題を解き直すだけでも、定着度は大きく変わります。下の表は、レポート学習と受験対策をつなげる例です。

教科レポートで扱う単元の例受験で意識したいこと
数学数学Ⅰ 二次関数・データの分析グラフの平行移動と最大・最小を素早く処理する
英語関係代名詞・時制・長文読解文法を長文の中で使えるようにする
国語現代文・古文の基本文法助動詞の識別と、筆者の主張を捉える練習

表は一例です。レポートが終わった単元ほど、すぐに入試形式の問題を1問だけ解く習慣をつけると、知識がつながっていきます。

総合型選抜・学校推薦型・一般選抜の考え方

大学入試には、大きく分けて総合型選抜、学校推薦型選抜、一般選抜があります。通信制高校の卒業見込みがあれば、一般選抜や大学入学共通テストに挑戦できます。出願の条件は大学や学部ごとに違い、横浜市立大学、横浜国立大学、神奈川大学なども募集要項で個別に定められています。

総合型選抜や学校推薦型選抜は、評定平均や活動実績、出願資格の確認が欠かせません。通信制高校の場合、指定校推薦の枠がどのくらいあるかはキャンパスや年度によって異なります。入学前の見学や相談のときに、過去の進学先を具体的に聞いておくと判断材料になります。

私が生徒によく伝えるのは、入試方式は早めに絞ることです。一般選抜に絞れば、高校2年生までに基礎を固める計画が立てやすくなります。総合型選抜を考えるなら、1年生のうちから活動を記録しておくと出願書類づくりが楽になります。

塾や予備校を併用する

通学日数が少ない通信制高校では、学習リズムをつくる場所として塾や予備校を併用する生徒が多くいます。大手予備校の河合塾、駿台、東進ハイスクールのほか、神奈川県内に教室が多い湘南ゼミナール、個別指導の明光義塾などが選択肢です。授業形式や費用が違うため、複数の説明会に参加して比べてみてください。

  • 集団授業 受験の流れや周りの仲間から刺激を受けたい人向け
  • 映像授業 自分のペースで進めたい人向け
  • 個別指導 苦手単元を重点的に学び直したい人向け

それぞれに向き不向きがあります。学校のレポートと塾の宿題が重なると、負担が一気に増えるため注意が必要です。まず学校の課題を終える計画を立て、その後に塾で伸ばしたい教科を決めると、無理なく続けられます。

入学前に確認したいポイント

学校選びで後悔しないためには、入学前の確認がとても重要です。学費の仕組み、見学で聞いておきたいこと、中学生のうちにできる準備を順番に見ていきます。受験期を迎えている中学3年生も、これから検討する中学1・2年生も、参考にしてください。

学費と入学時期

学費は年度や入学時期、選ぶコースによって変わります。ある情報サイトには、後期入学(10月以降)の納入金が392,000円+選択コース費用、実質負担金額が305,384円+選択コース費用と掲載されていました。実質負担額は、就学支援金などの制度を反映した金額と考えられます。

項目掲載されていた金額の目安
納入金(後期入学・10月以降)392,000円+選択コース費用
実質負担金額305,384円+選択コース費用

金額は変わる可能性があり、就学支援金の対象になるかどうかも世帯ごとに異なります。必ず最新の募集要項と見積もりで確認してください。レポート学習で使うタブレットなどの購入が必要になる点も、口コミでは触れられていました。

見学や相談で聞いておきたいこと

パンフレットだけでは分からないことは、見学や個別相談で直接聞くのが一番です。聞きたいことを事前にメモしておくと、時間を有効に使えます。

  • 1日の流れと、登校できる時間帯
  • 卒業までに必要な単位数とスクーリングの日数
  • 大学や専門学校への進学実績
  • 先生やカウンセラーへの相談体制
  • 選択コースを含めた総額の費用

この5つは、入学後のミスマッチを防ぐための項目です。たとえば進学実績は、具体的な大学名や学部まで聞くと、自分の志望と近い先輩がいるか分かります。サポート体制については、全担任がカウンセリングの資格を持つと案内されているため、具体的にどんな相談ができるかを確かめておくと安心です。

中学生が今のうちにできる準備

入学が決まる前でも、できる準備はたくさんあります。いちばん効果が大きいのは、中学内容の基礎固めです。英語はbe動詞、一般動詞、現在完了、数学は正負の数、一次方程式、比例と反比例を優先して見直してください。この範囲は、高校の英語や数学Ⅰのレポートにそのままつながります。

もうひとつは、生活リズムを整えることです。通信制高校では、自分で時間を管理する力が求められます。毎日同じ時間に起きて、30分でも机に向かう習慣をつけておくと、入学後がずっと楽になります。

最後に、一番大切なのは本人の気持ちです。「どんな高校生活を送りたいか」「その先にどんな進路を考えているか」を、家庭で話し合ってみてください。その答えが、飛鳥未来高校 横浜キャンパスが合うかどうかを判断する、いちばん確かな軸になります。