茅ヶ崎北陵高校の基本情報と特色

神奈川県茅ヶ崎市にある茅ヶ崎北陵高校は、充実した教育環境と多彩な進路選択が可能な公立高校です。湘南エリアの落ち着いた環境の中で、生徒一人ひとりの個性を尊重しながら、確かな学力と豊かな人間性を育む教育を実践しています。文武両道を掲げ、部活動と学業の両立を支援する体制が整っており、多くの生徒が充実した高校生活を送っています。

学校の歴史とアクセス

茅ヶ崎北陵高校は1978年に開校した比較的歴史の浅い高校ですが、地域に根ざした教育活動で着実に実績を積み重ねてきました。神奈川県立の全日制普通科高校として、これまで多くの卒業生を輩出しています。

アクセス面では非常に利便性が高いのが特徴です。JR相模線の北茅ヶ崎駅から徒歩約12分、JR東海道線の茅ヶ崎駅からバスで約15分の位置にあります。茅ヶ崎市内だけでなく、平塚市や藤沢市、寒川町などからも通学しやすい立地となっています。

学校周辺は住宅街に囲まれた静かな環境で、落ち着いて学習に集中できる雰囲気があります。最寄り駅からの通学路も整備されており、安全面でも配慮されています。自転車通学も可能で、実際に多くの生徒が自転車で通っています。近隣には商業施設もあり、放課後の活動にも便利な環境です。

開校以来、地域との連携を大切にしており、地域のボランティア活動や清掃活動にも積極的に参加しています。こうした地域貢献活動を通じて、生徒たちは社会性や協調性を身につけています。

校風と教育方針

茅ヶ崎北陵高校の校風は「自主・自律」を重んじる自由な雰囲気が特徴です。生徒の自主性を尊重しながらも、社会人として必要なマナーやルールはしっかりと指導しています。制服はありますが、校則は比較的緩やかで、生徒が自分で考え行動する力を育てることを大切にしています。

教育方針としては、「確かな学力の育成」「豊かな人間性の涵養」「健やかな心身の育成」の3つを柱としています。単に知識を詰め込むのではなく、自ら考え、表現し、課題を解決する力を養うことを目指しています。

授業ではアクティブラーニングを積極的に取り入れており、グループワークやディスカッションを通じて、主体的に学ぶ姿勢を育成しています。また、ICT機器を活用した授業も増えており、時代に即した教育環境が整っています。

進路指導にも力を入れており、1年次から計画的にキャリア教育を実施しています。大学見学や職業体験、卒業生による講演会など、多様なプログラムを通じて、生徒が自分の将来について深く考える機会を提供しています。生徒一人ひとりの希望や適性に応じた丁寧な進路相談も行われています。

施設と設備

茅ヶ崎北陵高校の校舎は比較的新しく、明るく清潔な環境が保たれています。普通教室はもちろん、特別教室も充実しており、多様な学習活動に対応できる施設が整っています。

学習環境としては、各教室にプロジェクターやスクリーンが設置されており、視覚的にわかりやすい授業が展開されています。理科実験室は物理・化学・生物それぞれに専用の部屋があり、実験設備も充実しています。パソコン室には最新のコンピューターが配備され、情報の授業だけでなく、調べ学習や課題制作にも活用されています。

図書室は蔵書数が豊富で、学習参考書から小説、雑誌まで幅広いジャンルの本が揃っています。静かな環境で自習することもでき、放課後には多くの生徒が利用しています。司書の先生もいるため、本の相談や推薦図書の紹介も受けられます。

体育施設も充実しており、体育館、グラウンド、テニスコートなどがあります。体育館は広々としており、バスケットボールやバレーボールなどの室内競技に対応しています。グラウンドは野球場とサッカー場を兼ねた広さがあり、陸上競技のトラックも整備されています。部活動での使用だけでなく、体育の授業でも十分に活用されています。


茅ヶ崎北陵高校の偏差値と入試難易度

茅ヶ崎北陵高校を志望する受験生にとって、最も気になるのが偏差値と入試の難易度です。神奈川県の公立高校入試は、内申点と学力検査の合計点で合否が決まるため、両方をバランスよく準備することが重要になります。ここでは最新のデータをもとに、茅ヶ崎北陵高校の入試難易度について詳しく解説していきます。

最新の偏差値データ

茅ヶ崎北陵高校の偏差値は、各模試や進学サイトによって若干の差がありますが、おおむね偏差値54〜57程度とされています。神奈川県内の公立高校では中堅から中堅上位に位置する学校です。

具体的な数値としては、以下のようなデータが参考になります。

模試・サイト名偏差値
神奈川全県模試56
首都圏模試55
進学サイトA57
進学サイトB54

偏差値56前後という数値は、神奈川県内で約1万5千人が受験する中で、上位30〜35%程度の学力が必要ということを意味しています。決して簡単な学校ではありませんが、しっかりと対策を行えば十分に合格圏内に入ることができる難易度です。

同じくらいの偏差値帯の学校としては、大磯高校(偏差値56)、七里ガ浜高校(偏差値55)、上溝南高校(偏差値55)などが挙げられます。これらの学校と併願を考える受験生も多くいます。

偏差値はあくまで目安であり、実際の合否は内申点との兼ね合いで決まります。模試の偏差値が少し足りなくても、内申点が高ければ十分に合格可能性があります。逆に、模試の成績が良くても内申点が低いと厳しくなる場合もあります。総合的な学力と内申点の両方を意識した学習が重要です。

入試倍率の推移

茅ヶ崎北陵高校の入試倍率は年度によって変動がありますが、近年は1.2倍〜1.4倍程度で推移しています。神奈川県の公立高校入試では平均的な倍率といえます。

過去5年間の倍率推移は以下の通りです。

年度募集人員志願者数倍率
2024年度318名427名1.34倍
2023年度318名396名1.25倍
2022年度318名445名1.40倍
2021年度318名410名1.29倍
2020年度318名438名1.38倍

この倍率から分かるように、概ね4〜5人に1人は不合格になるという状況です。決して油断できる数字ではありませんが、適切な準備をすれば十分に合格できる倍率といえます。

倍率が高かった2022年度は、コロナ禍の影響で自宅から通いやすい学校の人気が高まったことが要因の一つと考えられます。また、前年度の倍率が低いと翌年の志願者が増える傾向もあります。

倍率に一喜一憂しすぎず、自分の実力を最大限に発揮できるよう準備することが大切です。倍率が高くても基準点を超えれば合格できますし、倍率が低くても油断すれば不合格になります。

合格に必要な内申点と当日点

神奈川県の公立高校入試では、内申点と学力検査の得点を合算したS値で合否が決まります。茅ヶ崎北陵高校の場合、内申点と学力検査の比率は「4:6」となっています。

内申点の計算方法は、中学2年生の9教科の評定合計×2と、中学3年生の9教科の評定合計×2を足したものです。満点は180点となります。

茅ヶ崎北陵高校に合格するためには、目安として以下のような得点が必要とされています。

【合格ラインの目安】

  • 内申点100点程度の場合:学力検査で340点以上(500点満点)
  • 内申点110点程度の場合:学力検査で320点以上
  • 内申点120点程度の場合:学力検査で300点以上

内申点がオール3(評定27×4=108点)の場合、学力検査で330点程度が必要になります。各教科平均66点という計算です。内申点がオール4(評定36×4=144点)あれば、学力検査で280点程度でも合格の可能性があります。

実際の合格者の内申点分布を見ると、100点〜130点の範囲に多く集中しています。評定でいうと、オール3からオール4の間くらいの生徒が合格しているケースが多いです。

内申点が低い場合は当日点でカバーする必要がありますが、逆に内申点が高ければ当日は多少ミスをしても合格できる可能性が高まります。中学1・2年生のうちから定期テストや提出物をしっかりと行い、内申点を確保しておくことが受験を有利に進める鍵となります。


茅ヶ崎北陵高校の進学実績と進路指導

茅ヶ崎北陵高校は、大学進学を中心とした進路実績を持つ高校です。国公立大学や難関私立大学への進学者もおり、幅広い進路選択が可能です。ここでは具体的な進学実績と、学校が行っている進路指導の特徴について詳しく見ていきます。塾講師の立場から見ても、計画的な進路指導が行われている学校といえます。

主な大学合格実績

茅ヶ崎北陵高校の進学実績は年度によって変動がありますが、約8割の生徒が4年制大学に進学しています。残りの生徒は短期大学や専門学校、就職という進路を選択しています。

2023年度の主な大学合格実績は以下の通りです。

【国公立大学】

  • 横浜国立大学:1名
  • 横浜市立大学:2名
  • 神奈川県立保健福祉大学:1名
  • 都留文科大学:3名

国公立大学への合格者は毎年10名前後となっています。地元の神奈川県内の大学を中心に、着実に実績を積み重ねています。

【私立大学(主要大学)】

  • 早稲田大学:2名
  • 明治大学:5名
  • 青山学院大学:3名
  • 立教大学:4名
  • 中央大学:6名
  • 法政大学:8名
  • 日本大学:15名
  • 東洋大学:12名
  • 駒澤大学:10名
  • 専修大学:14名

MARCH(明治・青山・立教・中央・法政)レベルには毎年20名以上が合格しており、上位層は難関私立大学にも十分対応できる学力を身につけています。日東駒専レベルには50名以上が合格しており、中堅層も着実に実力をつけています。

【地元神奈川の大学】

  • 神奈川大学:25名
  • 関東学院大学:20名
  • 湘南工科大学:8名
  • 鎌倉女子大学:6名

地元の神奈川県内の大学にも多数の合格者を輩出しています。通学の便を考えて地元大学を選ぶ生徒も多くいます。

学部系統としては、文系学部が約6割、理系学部が約4割という比率になっています。教育学部や看護学部を志望する生徒も多く、専門職を目指す生徒も一定数います。

進路指導の特徴

茅ヶ崎北陵高校の進路指導は、1年生から計画的に進路について考える機会を設けています。早い段階から自分の将来について意識することで、目標を持った学習ができるようサポートしています。

【学年別の進路指導】

1年生では、大学見学会や職業理解のためのガイダンスを実施しています。夏休みには大学のオープンキャンパスに参加することを推奨しており、実際に大学の雰囲気を体験することで進路意識を高めています。また、卒業生を招いた講演会も行われ、先輩の体験談を聞くことができます。

2年生では、文系・理系の選択が行われ、より具体的な進路設計が始まります。模擬試験も定期的に実施され、自分の学力位置を客観的に把握できます。夏季休業中には補習授業も行われ、基礎学力の定着を図ります。この時期から志望校を意識した学習が重要になります。

3年生では、本格的な受験対策が始まります。放課後や長期休業中には、大学受験に向けた講習が多数開講されます。英語・数学・国語を中心に、志望校のレベルに合わせた指導が受けられます。また、小論文指導や面接練習なども充実しており、推薦入試やAO入試にも対応しています。

進路指導室には豊富な資料が揃っており、いつでも閲覧できます。過去の入試問題や大学案内、就職情報など、進路選択に必要な情報がすべて揃っています。進路指導の先生方も親身に相談に乗ってくれるため、安心して進路について考えることができます。

推薦入試とAO入試のサポート

近年、大学入試では推薦入試やAO入試(総合型選抜)の募集枠が拡大しています。茅ヶ崎北陵高校でも、これらの入試形態に対応したサポート体制を整えています。

指定校推薦の枠も多数確保されており、日東駒専レベルやそれ以上の大学からも推薦枠があります。指定校推薦を利用するためには、定期テストでしっかりと成績を取ることが必要です。評定平均4.0以上が目安となる大学が多いため、日頃からコツコツと学習することが重要です。

公募推薦やAO入試を目指す生徒には、小論文の書き方や面接の受け方を丁寧に指導しています。小論文は複数回添削してもらえるため、自分の考えを論理的に表現する力が身につきます。面接練習も複数の先生が対応してくれるため、本番で緊張せずに臨めます。

志望理由書の作成サポートも充実しており、自分の強みや経験を効果的にアピールする方法を学べます。部活動や生徒会活動、ボランティア活動などの経験を、志望理由書にどう盛り込むかについてもアドバイスを受けられます。

推薦入試で合格した先輩の体験談を聞く機会もあり、実際にどのような準備をしたのか、面接でどんな質問をされたのかなど、具体的な情報を得ることができます。先輩の成功例を参考にしながら、自分なりの準備を進めることができる環境が整っています。


茅ヶ崎北陵高校の部活動と学校生活

茅ヶ崎北陵高校は文武両道を掲げる学校として、部活動にも力を入れています。多くの生徒が部活動に参加し、充実した高校生活を送っています。ここでは、活発な部活動の様子や、年間を通じて行われる様々なイベント、実際に在校生がどのような学校生活を送っているのかについて紹介します。

活発な部活動

茅ヶ崎北陵高校には運動部13、文化部12、同好会3の合計28の部活動・同好会があります。加入率は約85%と高く、多くの生徒が部活動を通じて仲間との絆を深めています。

【主な運動部】

  • 野球部
  • サッカー部
  • バスケットボール部(男女)
  • バレーボール部(男女)
  • テニス部(男女)
  • バドミントン部
  • 陸上競技部
  • 剣道部
  • 卓球部

運動部の中でも、サッカー部と陸上競技部は県大会への出場実績があり、熱心に活動しています。サッカー部は夏の総体で県ベスト32に進出したこともあり、地域でも注目される存在です。陸上競技部も個人種目で関東大会に出場した実績があります。

バスケットボール部やバレーボール部も活発に活動しており、部員数が多い人気の部活です。初心者でも入部できる雰囲気があり、高校から新しいスポーツに挑戦する生徒も多くいます。

【主な文化部】

  • 吹奏楽部
  • 軽音楽部
  • 美術部
  • 演劇部
  • 茶道部
  • 書道部
  • 科学部
  • 写真部
  • 文芸部

文化部の中で特に活発なのが吹奏楽部です。定期演奏会を毎年開催しており、地域の方々にも足を運んでもらえる規模のイベントとなっています。コンクールにも出場し、県大会で良い成績を収めています。

軽音楽部も人気が高く、文化祭でのライブは毎年盛り上がるイベントの一つです。バンドを組んで演奏する楽しさを味わえるため、音楽好きの生徒が多く集まっています。

美術部や書道部は、校内での作品展示だけでなく、地域の展覧会にも出品しています。自分の作品が評価される喜びを感じられる活動です。演劇部は年に数回公演を行っており、表現力やチームワークを育める部活として人気があります。

年間行事とイベント

茅ヶ崎北陵高校では、一年を通じて様々な学校行事やイベントが開催されます。これらの行事は、学年やクラスの枠を超えた交流の場となり、高校生活の大切な思い出となっています。

【主な年間行事】

4月:入学式、新入生歓迎会、身体測定
新入生歓迎会では部活動紹介が行われ、各部が工夫を凝らしたパフォーマンスで新入生を楽しませます。

5月:生徒総会、中間試験
生徒会主催の生徒総会では、学校生活のルールや予算について話し合います。生徒の意見が反映される民主的な場です。

6月:体育祭
体育祭は最も盛り上がる行事の一つです。赤・青・黄の3色に分かれて競い合い、学年を超えた団結力が生まれます。応援合戦も見どころで、各色がダンスや掛け声で盛り上げます。リレーや綱引き、大縄跳びなど、様々な競技があります。

7月:期末試験、球技大会、夏季休業
夏休み前の球技大会は、クラス対抗で行われます。バスケットボール、バレーボール、サッカーなど、複数の種目から選べます。

9月:北陵祭(文化祭)
北陵祭は茅ヶ崎北陵高校の最大イベントです。各クラスが趣向を凝らした展示や模擬店を出店し、来場者を楽しませます。演劇やダンス、お化け屋敷など、クラスごとに個性が光ります。文化部の発表も充実しており、吹奏楽部の演奏や軽音楽部のライブは特に人気です。

11月:修学旅行(2年生)、中間試験
2年生の修学旅行は沖縄方面が定番です。平和学習や海洋体験、琉球文化の体験など、充実したプログラムが組まれています。

12月:期末試験、球技大会、冬季休業
年末の球技大会も盛り上がります。寒い中での熱戦が繰り広げられます。

1月:百人一首大会(1年生)
古典の学習の一環として、百人一首大会が開催されます。競技かるたの形式で行われ、真剣勝負が見られます。

2月:マラソン大会、学年末試験(3年生)
マラソン大会は学校周辺のコースを走ります。男子約10km、女子約7kmの距離で、完走を目指します。

3月:卒業式、学年末試験(1・2年生)、球技大会
卒業式では3年間の思い出を振り返り、感動的な時間を過ごします。

これらの行事を通じて、生徒たちは協力する大切さや達成感を学び、クラスや学年の絆を深めていきます。勉強だけでなく、こうした行事があることで、バランスの取れた充実した高校生活を送ることができます。

在校生の声

実際に茅ヶ崎北陵高校に通う生徒たちは、学校生活をどのように感じているのでしょうか。在校生の声をいくつか紹介します。

【勉強と部活の両立について】

「サッカー部に所属していますが、顧問の先生が勉強の大切さも教えてくれるので、両立できています。テスト期間中は部活が休みになるので、集中して勉強できます。部活の仲間と一緒に勉強することもあり、お互いに高め合える環境です」(2年生・男子)

「吹奏楽部は練習が多いですが、先輩たちも勉強と両立しているので、自分も頑張れます。時間の使い方が上手になったと感じています。隙間時間を活用して単語を覚えたり、電車の中で問題集を解いたりしています」(1年生・女子)

【学校の雰囲気について】

「先生と生徒の距離が近くて、質問しやすい雰囲気があります。職員室の前には質問スペースがあり、気軽に先生に聞けます。わからないことをそのままにしない習慣がついたのは、この学校のおかげです」(3年生・女子)

「クラスの雰囲気がとても良く、行事のときはみんなで協力して盛り上がります。文化祭の準備では夜遅くまで残って作業することもありましたが、完成したときの達成感は最高でした。一生の友達ができたと思っています」(2年生・男子)

【進路指導について】

「進路指導の先生が親身に相談に乗ってくれます。自分の適性や興味について一緒に考えてくれて、志望校選びに迷っていたときも的確なアドバイスをもらえました。自分の将来について真剣に考える機会をたくさんもらえています」(3年生・女子)

「1年生のときから大学見学に行けたのが良かったです。早い段階で大学の雰囲気を知ることで、勉強へのモチベーションが上がりました。目標が明確になると、日々の授業も真剣に取り組めるようになります」(2年生・男子)

これらの声からわかるように、茅ヶ崎北陵高校は生徒一人ひとりが充実した高校生活を送れる環境が整っています。勉強、部活動、行事、そして友人関係、すべてにおいてバランスの取れた学校生活を送ることができます。


茅ヶ崎北陵高校の受験対策と合格のポイント

茅ヶ崎北陵高校に合格するためには、計画的な学習と戦略的な受験対策が必要です。内申点と当日の学力検査の両方で点数を取る必要があるため、バランスの良い準備が求められます。ここでは、塾講師の立場から見た効果的な受験対策について、具体的なアドバイスをお伝えします。

効果的な学習計画の立て方

茅ヶ崎北陵高校を目指すなら、中学2年生の後半から本格的な受験勉強を始めることをおすすめします。もちろん1年生のうちから基礎を固めておくことが理想ですが、2年生後半からでも十分に間に合います。

【学年別の学習計画】

中学1年生では、まず基礎学力の定着を最優先にします。英語では be動詞や一般動詞、数学では正負の数や文字式といった基本的な内容をしっかり理解することが大切です。この時期の学習内容は、中学3年間すべての土台となります。定期テストで平均点以上を取ることを目標にしましょう。

中学2年生になると、学習内容が一気に難しくなります。英語では不定詞や動名詞、比較などの重要単元が登場し、数学では一次関数や図形の証明が始まります。この時期から苦手科目を作らないことが重要です。つまずいたらすぐに復習し、わからないことを放置しないようにします。2年生の後半からは、志望校を意識した学習を始めましょう。

中学3年生では、いよいよ本格的な受験勉強が始まります。春から夏にかけては、1・2年生の復習に時間を割きます。特に英語と数学は積み重ねの科目なので、基礎からしっかり復習することが大切です。夏休みは受験の天王山と言われ、この時期にどれだけ勉強できるかが合否を分けます。1日8時間以上の学習を目標にしましょう。

秋以降は、過去問演習を中心に学習を進めます。神奈川県の公立高校入試の過去問を最低でも5年分は解きましょう。時間配分や出題傾向を把握することで、本番で実力を発揮しやすくなります。また、模試も定期的に受験し、自分の実力を客観的に把握することが大切です。

【科目別の学習ポイント】

英語は、まず単語と文法の基礎を固めることが最重要です。神奈川県の入試では長文読解の配点が高いため、速読力を身につける必要があります。毎日10分でも良いので英文を読む習慣をつけましょう。リスニング対策も忘れずに行います。

数学は、計算力と基本的な解法パターンの習得が鍵です。茅ヶ崎北陵高校レベルを目指すなら、基本問題は確実に正解し、標準問題も7割以上取れる実力が必要です。図形問題や関数の融合問題にも対応できるよう、様々なパターンの問題に触れておきましょう。

国語は、読解力と記述力が求められます。文章を正確に読み取る力を養うため、普段から様々なジャンルの文章を読むことが大切です。漢字や文法などの知識問題は確実に得点源にしましょう。

理科・社会は、暗記と理解のバランスが重要です。単に用語を覚えるだけでなく、その背景や理由まで理解することで、応用問題にも対応できます。理科は実験や観察の問題、社会は資料の読み取り問題が頻出なので、問題演習を通じて慣れておきましょう。

内申点アップの方法

神奈川県の公立高校入試では、内申点が合否に大きく影響します。茅ヶ崎北陵高校の合格者の内申点は100〜130点程度に集中しているため、この範囲を目指して努力しましょう。

【定期テストでの得点アップ】

内申点を上げる最も確実な方法は、定期テストで良い点数を取ることです。定期テストは範囲が決まっているため、計画的に勉強すれば必ず成績を上げられます。

テスト2週間前からは計画を立てて勉強を始めます。まず各教科の範囲を確認し、学習すべき内容を洗い出します。苦手な単元や理解が不十分な部分を優先的に復習しましょう。教科書やノート、ワークを繰り返し解くことが基本です。

特に副教科(音楽・美術・保健体育・技術家庭)も軽視してはいけません。神奈川県の内申点は9教科すべてが同じ比重で計算されるため、副教科で高評定を取ることが重要です。実技が苦手でも、ペーパーテストでしっかり点数を取れば評定は上がります。

【提出物の管理】

提出物は内申点に直結する重要な要素です。期限を守ることはもちろん、丁寧に取り組むことが大切です。雑な提出物は評価が下がる原因になります。

ワークやプリントは溜めずに、授業で習ったその日のうちに解く習慣をつけましょう。わからない問題があっても空欄にせず、教科書を見たり先生に質問したりして埋めることが大切です。提出物の完成度も評価の対象になります。

【授業態度の改善】

授業中の態度も内申点に影響します。積極的に授業に参加する姿勢を見せることが大切です。

具体的には、発表や発言を積極的に行う、グループワークで協力的に取り組む、ノートを丁寧に取る、先生の話をしっかり聞く、といったことが評価されます。授業中に居眠りをしたり私語をしたりすると、マイナス評価になります。

また、わからないことを質問する姿勢も重要です。授業後や放課後に先生に質問に行くことで、学習意欲の高さをアピールできます。実際に理解も深まるため、一石二鳥です。

入試直前期の過ごし方

入試の1〜2ヶ月前からは、総仕上げの時期に入ります。新しいことを学ぶよりも、これまで学んだことの復習と定着に重点を置きます。

【過去問演習の徹底】

神奈川県の公立高校入試の過去問を最低5年分、できれば10年分解きましょう。時間を計って本番と同じ条件で解くことで、時間配分の感覚を掴めます。

解き終わったら必ず丁寧な復習を行います。間違えた問題はなぜ間違えたのかを分析し、同じミスを繰り返さないようにします。特に頻出分野や苦手分野は重点的に復習しましょう。

【模試の活用】

入試直前期も模試を受験し続けることが大切です。本番の雰囲気に慣れることができ、実力の確認もできます。神奈川全県模試やW合格もぎなどを受験しましょう。

模試の結果は一喜一憂せず、弱点の発見と改善に活用します。判定が良くても油断せず、悪くても諦めずに最後まで努力を続けることが大切です。

【体調管理と生活リズム】

入試直前期は、体調管理が何より重要です。風邪をひいてしまっては実力を発揮できません。手洗いうがいを徹底し、十分な睡眠を取りましょう。

生活リズムも入試本番に合わせて調整します。朝型の生活にして、午前中に頭が働く状態を作っておきます。夜遅くまで勉強するよりも、早寝早起きで朝に勉強する方が効率的です。

【メンタルケア】

入試が近づくと不安や緊張が高まりますが、適度な緊張は良いパフォーマンスにつながります。完璧を目指しすぎず、「今できることをやるだけ」という気持ちで臨みましょう。

家族や友人、塾の先生など、周りの人に話を聞いてもらうことも大切です。一人で抱え込まず、サポートを受けながら受験を乗り越えましょう。

当日は、これまでの努力を信じて、落ち着いて問題に取り組むことが大切です。わからない問題があっても焦らず、できる問題から確実に解いていきましょう。


茅ヶ崎北陵高校のよくある質問

茅ヶ崎北陵高校を志望する受験生や保護者の方から、よく寄せられる質問についてまとめました。学校選びの参考にしてください。

通学に関する質問

Q1:通学時間はどのくらいかかりますか?

茅ヶ崎北陵高校への通学時間は、出発地によって大きく異なります。最寄り駅からは徒歩約12分で、比較的アクセスしやすい立地です。

茅ヶ崎駅からはバスで約15分、北茅ヶ崎駅からは徒歩約12分です。藤沢方面からは約30分、平塚方面からは約20分程度で通学できます。横浜方面からも1時間以内で通学可能なため、広範囲から生徒が集まっています。

自転車通学も可能で、実際に多くの生徒が自転車で通っています。茅ヶ崎市内や寒川町から自転車で通う生徒が多く、15〜20分程度で通学できる範囲であれば自転車が便利です。

Q2:雨の日の通学はどうしていますか?

雨の日はバスや電車を利用する生徒が増えます。普段自転車通学をしている生徒も、雨の日は公共交通機関を利用することが多いです。

茅ヶ崎駅からのバスは本数が多いため、待ち時間は少なくて済みます。ただし、朝の通学時間帯は混雑することがあるため、時間に余裕を持って家を出ることをおすすめします。

Q3:駐輪場はありますか?

学校には十分な数の駐輪場が整備されています。屋根付きのスペースもあるため、雨の日でも自転車が濡れにくい環境です。

利用にあたっては、自転車通学の許可を得る必要があります。入学時に申請すれば許可がもらえます。盗難防止のため、必ず鍵をかけるよう指導されています。

学費と奨学金について

Q4:学費はどのくらいかかりますか?

茅ヶ崎北陵高校は公立高校のため、授業料は年間118,800円(月額9,900円)です。ただし、高等学校等就学支援金制度を利用すれば、所得要件を満たす家庭は授業料が実質無料になります。

授業料以外には、以下のような費用がかかります。

費目金額(年間)
学年費約60,000円
PTA会費約6,000円
生徒会費約5,000円
教材費約30,000円
修学旅行積立金(2年)約100,000円

初年度は制服代や体操着代なども必要になるため、入学時には15〜20万円程度の費用がかかります。制服は男女ともに標準的なデザインで、ブレザータイプです。

部活動に入る場合は、部費やユニフォーム代などが別途かかります。運動部では年間3〜5万円程度、文化部では1〜3万円程度が目安です。

Q5:奨学金制度はありますか?

経済的に困難な家庭には、神奈川県高等学校奨学金などの制度があります。無利子で借りられる奨学金で、卒業後に返済していく形式です。

また、高校生等奨学給付金という制度もあり、こちらは返済不要の給付型です。所得要件や生活保護受給世帯などの条件を満たす必要があります。

詳しくは入学後に学校から案内がありますが、気になる方は入学前に学校に相談することもできます。経済的な理由で進学を諦める必要はありませんので、利用できる制度を確認してください。

併願校の選び方

Q6:私立の併願校はどこがおすすめですか?

茅ヶ崎北陵高校を第一志望とする場合、私立高校を併願することが一般的です。偏差値帯が近い私立高校を選ぶことをおすすめします。

具体的には、以下のような学校が併願先として人気です。

【神奈川県内の私立高校】

  • 平塚学園高校(特進コース)
  • 藤沢翔陵高校(特進コース)
  • 鵠沼高校(英語コース・理数コース)
  • 立花学園高校(特進コース)
  • 相洋高校(特進コース)

これらの学校は、茅ヶ崎北陵高校と同程度の偏差値であり、万が一公立に不合格だった場合の進学先として適しています。また、多くの私立高校では「併願優遇制度」があり、内申点の基準を満たせば優遇されます。

Q7:公立の併願はできますか?

神奈川県の公立高校入試では、公立高校同士の併願はできません。受験できるのは1校のみです。そのため、志望校選びは慎重に行う必要があります。

もし茅ヶ崎北陵高校の合格が難しいと判断した場合は、志望校を変更することも検討しましょう。偏差値が1〜2程度低い学校であれば、合格の可能性が高まります。

ただし、安易に志望校を下げるのではなく、最後まで第一志望を目指す気持ちを持つことも大切です。模試の結果だけで判断せず、担任の先生や塾の先生とよく相談して決めましょう。

Q8:併願校はいつまでに決めればいいですか?

私立高校の出願は12月から1月にかけて行われます。そのため、遅くとも12月中旬までには併願校を決定する必要があります。

私立高校の個別相談会は11月から12月に開催されることが多いので、この時期に参加して併願優遇の基準などを確認しましょう。内申点の基準を満たしていれば、ほぼ確実に合格できるため、安心して公立高校の受験に臨めます。

複数の私立高校を見学して比較することをおすすめします。実際に学校を訪れて雰囲気を確かめることで、万が一そこに通うことになっても後悔しない選択ができます。


まとめ

茅ヶ崎北陵高校は、充実した教育環境と多彩な進路選択が可能な公立高校です。偏差値54〜57程度で、中堅から中堅上位レベルの学力があれば合格を目指せます。

文武両道を実践できる環境が整っており、部活動と学業を両立しながら、充実した高校生活を送ることができます。大学進学実績も安定しており、MARCHレベルや日東駒専レベルの大学に多数の合格者を輩出しています。

合格するためには、内申点と学力検査の両方で得点することが重要です。中学1年生のうちから定期テストや提出物に真面目に取り組み、内申点を確保しておきましょう。受験勉強は計画的に進め、特に過去問演習を徹底することが合格への近道です。

学校選びは人生の大きな選択の一つです。実際に学校を訪れてオープンスクールに参加し、自分の目で確かめることをおすすめします。茅ヶ崎北陵高校があなたの進路選択の候補になれば幸いです。

この記事が、茅ヶ崎北陵高校を目指す受験生と保護者の方々の参考になれば嬉しく思います。